分解調整編
前々回のSuper Sonic第2部、調整編です
※既に放出済みです
調整の前に分解すれば、こことここを、ここをこうこうこうってやればどう出来上がるか分かってしまいます
では、いざ!!分解!!
悲しいかな、職業病…
嬉しいな、職業柄っ!!
分かるだけに腹八分目にするのんがショップのギター
自分好みに9割にするのんが自分のギターです
次は乾ききった指板のローズウッド材にオイルで潤いをば
乾ききってる上に幹の幅が広い目の詰まっていないローズウッド材
目の詰まった材でもそうでないこのギターの様な潤いを保てない乾きやすい指板材でも共通項は1つあります
幹の部分が潤って光沢感を保つ事が大切
すぐに乾くからってオイルを吸い込ませすぎると、材の強度は紙に水を吸わせる様にやわくなり濡れてる事が当たり前の弱くやわい材に変わります
ご注意を!!
幹の部分に光沢感があれば材は潤っていて乾燥を防げます
自分の調整のでフォルテとしてスプリングは3本→5本へ
↓
この本数は、ネックから生まれボディへ伝わる振動をより増幅してくれます
更にリアP.Uで拾う際に、ナチュラルスプリングリバーブが加味されます
これもあってかアンプのリバーブは常に0設定
フローティング状態のブリッジはデフォルトで紙2、3枚入る位の隙間へ
↓
5本に増やす事で弦高は変わり、オクターブチューンも変わりますな
それに伴い各弦の高さも変わるんでオクターブチューンの変更
ここまでで半分終了
次はレギュラーチューニングを行い
コード演奏、ソロフレーズ、チョーキング、アーミングの狂いを調整
元々.009〜.042の弦で設定されたナットは、.010〜.046の弦には引っかかりがあり安定しません
ナットの溝切りを少しづつ行い、チューニングが安定するまで微調整を何度も繰り返します
初日で揃って安定すればラッキーですが、張り立ての弦を伸ばしたり縮めたりを繰り返せば安定する事ないんで、次回の弦に変えればより安定するでしょね
これを何回か繰り返せば出来上がるでしょうね〜とやってたら、ラッキーな事に初日で落ち着きました
ラッキーではなく完全に経験からのゴールです
ここまでデフォルトを残したままでの調整で実践向きも半合到達です
このままアンプを通したら意外にも素直な音色
癖のないすっきりとしたサウンド
アルダー材とパワーを抑えたハムP.Uの組み合わせのタイト感
過去に所有したアルダー材にパワーを抑えたハムP.Uのギターで感じた、スッキリとしてて杢と鉄エレクトロがバランス良く出る”使える音色”というのんが素直な感想ですな
次回は配線部、エレクトロの試行錯誤のん書こう思います
nagase