真空管RPG RCA 5751WA編
RCA 5751WAをいただきました
色々考えましたが、自分のアンプの不満な部分があるんで交換しました
結果、すげぇ〜とまではいきませんでしたが、それなりに改善ができました
まずは管にプリントされた文字を見てみます
古い管にプリントされた文字は引き抜く時に文字が消えますからね…
プリントの残ってる時におさえときます!!
この文字の字体やプリントの色合いは当時の物らしいですな
年式の判定が難しい…
焼き物とは違い真逆な粗悪さですがこの粗悪さがええ感じですね
1周回してみます
プレートや足もええですな〜
使用品なんでゲッターが減ってますが、プリ管なんでパワー管と同様に使うまでは消耗しないかな?
ではでわ
プリアンプとフェイズインバーターのどっちに使おうか…?
ゲッターの状態、プリアンプ部には1969年のMullard ECC83/12AX7、フェイズインバーターはSOVTEKロシア製の近年の12AX7WCのままやったんで、色々考えてみてSOVTEKに交代してもらおうと考えてサウンドチェック
その後、プリアンプ部で使うと3割減になるECC83/12AX7の高信頼の管なんですが、一応サウンドチェックをば
結果
プリアンプはMullard、フェイズインバーターはRCA
位相を変える役割ながらパワー感が増して音のハリが出ました!!
5751WAは互換性のある高信頼管ですんでプリ部では70%減になるので、音質が変わり好みではなかったんでフェイズインバーターで落ち着きました
WAは元々軍事用通信の為に開発されたものなんでクリアでローパワーなんかな?と思いました
WCはフェイズインバーター用に向くと参考にしたんですが、ローゲインでクリーン過ぎてる感がありました
これは音の好みでの結果ですな
好みだけで言うとプリアンプに居座った英国製のMullard ECC83/12AX7の素晴らしさは現在ピカイチです!!
いずれフェイズインバーターも良好な同個体を試したいですね
真空管交換でのサウンドチェックを「たまころがし」と言われるのが改めて分かる経験でした
カソードバイアスのアンプなんで玉(管)は選ばなという制限はありますが、ハマると「もっと」という深層部へ潜り込んでみたいですな
まぁゴールがない〜…
アンプ詳細はこちらです
nagase