Guitar

真空管というRPGの世界




遂に真空管の世界に本気で飛び込んでしまった〜…

ここに飛び込んだらもうゴールの見えない迷宮ですわ

迷宮のラビリンスですわ

飛び込んでみてから自分の持つアンプに選定した管を組み込んでみた話です


ギターもアンプもエフェクターも、ケーブルやギターのコンデンサーや細かいパーツもこだわればやっぱ真空管も外せないと思いながら…ずっとスルーしてましたね…

以前の記事に書かせてもろたMatchless Spitfire’15 112におニューの真空管をインストールしました

購入時についてた真空管はGrove Tubeがメインで装着してありました

外した管がこちら

何か膜が張った感のあるコンプがかった音でどこか鼻づまりの音に聞こえるんです

悪い音やないねんけど自分の好みではないんですよね〜

ずっと欲しかったアンプなんで、自分で経験した管の記憶を元に選んで付け替えようとなりました

真空管はOEMやったりで復刻した物をオリジナルの様にプリントした、生産国も真似た物も多数ありますな

選定は販売してるお店さんの信頼でどう考えて選ぶかは色々思う事がありましたね

福岡時代お世話になった方達のページも参考にさせてもらいました

ほんま参考になりました〜

ギターアンプに使う真空管なんてただの真空状態のガラスに包まれた生きてく上で必要のない物です

しかし、色々見て考えて、参考にした多数の記事が良過ぎて、今回購入した管の内部の形状も含め可愛らしく思えます

もうただの変態ですわ…

では交換ちゅう事でアンプを倒します

バックパネルを外します

色々見えますね

94年製がスタンプで確認できます

ではでわ、交換ちゅう事で今回選んだ管です

整流管:JJ Erectronic 5AR4/GZ34(スロバキア製)

パワー管:Mullard EL84 ペアマッチド(ロシア製)

プリ管:SOVTEK 12AX7WC/ECC83 3本(ロシア製)

解説のシール通り揃えました

間違えてプリ管を1本多く買ってしまいました…

整流管は前々からずっと【JJ Electronic GZ34】を使おうと思ってました

各メーカーやOEM物も含め、自分の中で安定してるなと思ったのんはJJのGZ34/5AR4です

GZ34という表記はMullard社が取った商標登録という事も聞きましたが、今では5AR4/GZ34表記が一般的で真相は如何に?

調べてみる課題になりました

パワー管はやっぱ【Mullard EL84】

英国社の真空管で、表記からロシア製のOEMかな?

もちろんマッチド、エージング済みの物を選びました

VOXに敬意とACに対してDCの対抗意識を表したMatchlessアンプにはやっぱ英国社のパワー管

パワー管なんで、パワーの部分の大きく影響があるんですがそこにパワーを発揮させたいんでクリアな音質になる物を選びました

プリ管は定番である【SOVTEK】を選びました

一言に12AX7(米や日ではECC83表記)ですが7(や3)の後に続く表記で、これがプリとして音の変化があらわれますね

パワー管でもEL84の後にも後表記は多数ありです

WCは輪郭のハッキリとしたクリアな音質でその中でもローゲインの物で選びました

装着前の集合写真

装着後です

ローゲインでクリアな狙い通りの音に変化しました

新品らしさは否めないんで、通電でエージングをして角ばった部分を落とすのが最初の仕事ですな

プリの部分は色々試せるし、ギターアンプに対してはマッチドなんて無関係なんで色んなメーカーや種類を組み合わせて変化を確認しようと思います

フェイズインバーターの部分とプリアンプの部分を、色んな管で組み替えるのもおもしろそうですね

プリ管のWC表記も含め、今回選んだそれぞれの管を基準にして他の真空管を色々試して理想を追い求めてみよ

代替えはきかないRCAのヴィンテージプリ管や、日本製のNECや日立のプリ管も気になります

玉転がしという各管を交換して音のチェック遊びもしたいんで、今後はヴィンテージ管も揃えてこうかと思います〜

nagase

mullard el84





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です