Guitar

Ernie Ball / Muiscman 1991 EVH Trans Red Part.II




昨日書いた記事の続編です

そういやぁ、自分が所有するギターで唯一分解した事がないのんが題名表記のこのギターです




昔、「このギターはネックを丁寧に外さないとボディー側のバインディングが割れるで」と言われて以来、触ってませんでした

よくよく考えたら、以前EVH Wolfgang Specialを簡単に分解したなぁ〜

つうか過去、何千本とギターやベース、アンプやエフェクターを分解し倒してたわ

ちゅう事で解体作業を開始!!

まずは、難易度の低いポット部の確認です

シリアルは「137910X」

137=CTS社の番号、91=年、0X=週

半田はんが乗ってるんで確認できまへんし、「0」は写真では分りづらいですが肉眼でははっきり見えます

日本の暦でいうと1月1日から2月23日の間ですな

Peavey Wolfgangと同じく下2桁が0です

何ちゅう偶然〜

ではネックを外してみましょうとひっくり返すと、ネックは追い柾目という強度が1番強い面取りです

今度追い柾目のネック特集でも書いてみます

ちなみに、このネックはバーズアイメイプル材ですがハードロックメイプル材です

追い柾目の木取りもあって、季節が変わる頃以外はトラスロッドを○穴(ネックエンド部にある調整用部分)を1個分しか動かした事ありません

板目側には結構びっしりバーズアイ杢が出てます

分りにくいのでフラッシュ撮影

ではネックを外してみましょう!!

怖々ながらネジを回し、ネックとボディを外してみました

シムと呼ばれるスペーサーは分るけど丸い謎のスペーサーが出て来ました…

バインディングも割れず、余裕でネックとボディをくっつけたりできるもんですね〜

あっ!!

でも、経験の少ない方にはお勧めしませんので、経験のない方で自分で外す際は慎重にして下さいね

ではネックのデータを見てみました

91年6月27日

ではボディデータを

91年4月24日

ネックプレートはモデル別ではなく、全モデル共通に使われるそうです

このギターはボディデイトやポットデイトからも分る様に、「800XX」なので91年の早い時期という事は分りますね

お気づきの方もおられると思いますが、このギターにはプロトタイプのD-Tunaを搭載しております

メッキ塗装が施されていないのですぐに機能しなくなります…

くれ551いうもんがかかせませんな

このギターには色んなエピソードと自分の歴史が詰まってるんで、一生手放さないであろう1本です

nagase





4件のコメント

  • derek

    すばらしいサイトですね。これから毎日拝見させていただきます。是非教えていただきたいのですが、フロントピックアップを逆さにしていますが、どのような理由か教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。

    • nagase66

      derek様

      ありがとうございます

      Edも逆マウントしていたので真似をしました

      インタビューでEdがこの方がベストのサウンドになると語っていました

      実際にアジャスタブルポールピースがブリッジ側に近づくんで物理的に音の丸みが減りますね

  • DEREK

    NAGASE66さま お返事ありがとうございます。
    私もひっくり返してマウントしてみます。
    本当にありがとうございました。
    ホームページこれからも楽しみにしております。

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